台東区には、江戸以来の産業や文化が大いに発展し、江戸の技、江戸の粋を 有する江戸時代に創業した事業所が多数所在しています。 江戸顕彰特設ページでは、江戸時代に創業し、永年に渡って区内産業に貢献 のある事業所を特設ページで紹介し、世界に誇れる「宝物」として、広く国内外に 台東区の魅力を発信していきます。
キーワード(事業所名など)
大分類
地域
中分類
創業年
小分類
業種
(株)岡田屋布施 創業天保六年。浅草田原町で太鼓・神輿の製造、修理、レンタル、神仏具の販売、鳴り物の販売をしております。伝統と革新の技で、より良いものをよりお求めやすく。 神事や仏事そして郷土芸能に至るまで、日本の伝統文化にまつわる商品はぜひ岡田屋布施へお問い合わせ下さい。
(有)鈴本演芸場 落語を中心に漫才、大神楽曲芸、紙切り、俗曲など寄席演芸を毎日興行しています。客席は約280席あり、どの席からでも声のとおりはもちろんのこと、演者のこまかい仕草や表情までよくわかる理想的な劇場です。 「夏休み親子寄席」の開催など、様々な世代の皆様に寄席を楽しんでいただくことができます。
(株)守田治兵衛商店 メントールの香りが特徴の和漢薬「宝丹」は、江戸後期にオランダ人医学者ボードウィン博士の処方にヒントを得て、創薬しました。明治政府から官許第1号の認可を受けたこともあり、広くご家庭の常備薬として重用いただき、薬効の改良を重ねながら現在に至っております。 咳止めや喉を整える効用のある「立効丸」も戦前から販売しており、噺家さんや歌手、政治家の方など、「声」で仕事をするプロの方にもご愛用頂いております。
(有)めうがや 浅草めうがやの代表的な商品は「足袋」です。平成7年度には「足袋作り」が台東区の生活文化財にも認定され、かつては足袋を専門に扱っていたため、足袋の種類も大変豊富に取り揃えています。その他オリジナルの柄が人気の鯉口シャツをはじめとして、祭礼用品全般を幅広いサイズで取り扱っています。
(有)種亀 和菓子屋さんで販売されている「最中」の皮の部分、専門用語で言うと「最中種」(最中の皮)を販売をしております。 最中種(もなかの皮)の原料は、「もち」です。私共の扱う最中種(もなかの皮)は、毎朝職人がその日の分の「もち」を搗き、一枚一枚心を込めてお焼きしています。その日の温度や湿度、天候、お客様が要望される焦し加減。それらを全部考えた上で、毎日微調整して製造しております。
松坂屋 上野店 松坂屋上野店は地域の皆様に支えられ、250周年を迎えました。江戸時代、幕府に保護された寛永寺の門仲町として発展した上野の地に、名古屋伊藤家11代祐恵(すけよし)が「いとうや松坂屋」を開いたのは、1768年でした。百貨店としては日本で初めて、エレベーターガールを採用、地下鉄と百貨店を結ぶなど、上野の街に寄り添いながら時代を切り拓いてまいりました。お子様ランチの発祥も松坂屋上野店です。これからも、このにぎわいを絶やさぬよう、上野の街に寄り添って進んでまいります。
(株)東京松屋 江戸からかみは、自然の草木など季節感のある柄や格子など粋な柄で、日本の住まいに欠かせないふすまに貼られて暮らしを彩りました。伝統的な技法を今に伝える職人衆10軒と版元問屋の東京松屋が発売元となる江戸からかみ協同組合を結成し、都の伝統工芸品、経済産業省の伝統的工芸品の指定をいただきました。現在も、暮らしに合わせて商品づくりを常に工夫しています。
(株)新門 新門は鳶・土木・内外装工事など様々な仕事をしておりますが、代表的な仕事の一つとして三社祭の設営があります。 浅草神社境内を囲うように800個以上の提灯の設置や、浅草神社鳥居前に長さ約8メートルの丸太に三社大権現と書かれた旗を立てます。 最も重要な作業は宮出しの準備であり、宮神輿の準備やローリングバリケードの設置、担ぎ手入場口の整備などさまざまな準備をしていきます。
石井三太夫表具店 (石井三太夫表具店の歴史)初代石井三太夫(石井正忠)は東本願寺第14代琢如上人御門跡慶安五年江戸御下向の折、浅草本願寺御用経師として京都より江戸に移住。以来十五代、表具師として現在に至っております。絵・書(建物の天井障壁画等)の文化財の修復をはじめ、各御寺院、一般の表装工芸・軸装・額・屏風・衝立・襖等和紙を主体にした内装等の表具・経師の仕事をしております。また新しい感覚で伝統工芸品を現代の家に活かすための取り組みもいたしております。